イスラムにおける救済
イスラムにおいて、すべての人間は無垢な者として生まれます。したがって原罪は存在しません。一人ひとりが自分の行いに責任を持ち、他人に自分の重荷を背負わせることも、自分以外の他人の重荷を背負うこともできません(クルアーン6章164節)。アッラーの知識に触れることにより、誰もがそれぞれに生まれながらの天性であるイスラムへと引き寄せられるのは自然なことです。アッラーの導きを求め、自堕落から心を純粋に保つことが、一人ひとりの責任として課されています。すべての裁きはアッラーにあります。救いを与えたり、罰を下したりする権利を持つ者は、アッラーをおいて他に存在しません。
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