神ではなく、神の子でもなく
ムスリムはイエスを、神の子あるいは神とはみなさず、他の預言者たちと同様に、普通の人間の中から神に選ばれ、そのメッセージを、彼の民であるイスラエルの子らに広めた者であると考えています。イスラムは神に同位の何ものかを併置することを禁じており、神の唯一性という概念に重きを置いています。クルアーンには、以下のように記されています。「御方に例えられるものは何ひとつない(クルアーン42章11節)」「並ぶものは何もない御方(クルアーン112章3節)」。
4